アーケード・ラボとは?

皆様こんにちは。アーケード・ラボのクボジュンです。このコンテンツの企画・編集など全てをおこなっている者です。
ココまで辿りついたということは、きっと貴方はレトロゲームが好きな方だと思います。
ゲーム実況の番組やコンテンツは沢山ありますが、その中でも筐体(ゲームセンターのゲーム機)を使った実況番組は、数少ないかと思います。
このコンテンツは、ゲームセンターで行われている大会動画などではなく、レトロゲームなどを実際にプレイし、ご紹介をしていく番組です。
今では触れることがないレトロなアーケードゲームをこれからも沢山ご紹介していきます。
主に20代後半から50代の方へ向けた番組を制作しております。
90年代のどこか懐かしいノスタルジックな世界へご案内致します。
また、この番組は事前に演者様にはロケテストを含めて事前にプレイを行っておりません。
全てぶっつけ本番です。
初めてプレイするリアクションを発信してます。
ゲーム業界において、初めてプレイをするユーザーの意見ほど貴重なモノはありません。
是非、何度もチャレンジするドキュメンタリー映像をお楽しみ下さい。


アーケード・ラボ撮影環境

【設置筐体】

SEGAブラストシティ:3台(内1台は縦シュー専用にモニターを縦に設置)
ビートマニアミニ:1台(コンプリートミックス1、2、4th、CORE、FINAL有り)
ユウビス ラッキークレーン:1台(何故かクレーンゲーム)

【設備】

業務用ライブモニター:1台(三菱製32型液晶モニター)
※元はハーフライフサイバー筐体に設置されていたモニターです。

 

 

クボジュンが歩んだ90年代のゲーム事情


ファミコンしか知らなかった1991年・・・

ファミコンしか知らなかった幼少時代。
小学1年の頃、同級生に誘われて近所のスーパーに行ったことが全ての始まりだったのかもしれない。
同級生の友達が交代でプレイをしていたゲームがありました。 
「ストリートファイター2」です。
お金を払ってまでゲームをやってることが不思議で、僕は自宅でファミコンばかりやってました。
「何で、お金を払ってまでゲームをやるだろ?ファミコンならお金要らないのに・・・」と思いつつファミコンばかりやってました。

ある日、マンガ本を買うと50円のお釣りが返ってきました。
そのお釣りで、近所の駄菓子屋に行くと同級生がスト2をやってました。
スト2を誘われましたが、難しそうといって断りました。
「これなら簡単!」と勧められたのが、「餓狼伝説」でした。
赤い帽子のキャラクターがカッコイイのと、同級生の勧めと皆簡単にクリアしていたのもあり、てっきり簡単なゲームだと思い込んでやってみました。
結果、ボコボコにやられてしまい50円は約2分で終わりました。
終わった後、返却レバーをガチャガチャやってる自分がいました。
当時の50円は、まだポテトチップスの小さいやつが買える時代でした。 子供にとっての50円は、貴重でした。
「テリー・ボガード」というキャラクターを自分が使用していることを知ったのは、それから2年後のことでした。


デパートの屋上が夢のような世界だった。

90年代初頭、ゲームセンターに行ってもビデオゲームは全くやっていませんでした。
それはよく分からずフルボッコされて終わってしまったからです。
だから家族でゲームセンターやボーリング場のゲームコーナーに行っても、レースゲームやクレーンゲームばかりやってました。
ある日のことでした。
母親に地元の商店街にあったデパート(商店街内にあった井筒屋)の屋上へ連れて行かされました。
「こんなとこに何があるんだろ?」と思い付いていくと、そこには沢山のエレメカと呼ばれるゲーム機がありました。
正に夢のような光景でした。
僕にとって「ゲームセンタ」は、遊園地と同じでした。
ボタン一つでクレーンゲーム機を操作し、初めて景品が獲れた興奮は今でも鮮明に覚えてます。
当時は、10円で遊べるゲームが沢山ありました。
たったの10円ゲームでも、当時子供だった私には10円以上の価値と興奮、そして何より楽しさを与えてくれました。
近所のスーパーは1回100円だったので、10倍遊べることが嬉しくて、普段やらないようなゲームもやってみました。
勉強があまり得意ではない自分でしたが、クレーンゲームで景品が獲れた時は親に褒められ嬉しかったのです。
クレーンゲームで景品を獲得する度に「すご~い!!」と言われ、それが嬉しくて「もっと獲得したい=腕を上げたい」と思うようになったのです。
もっと褒められたいという思いから、ゲームにのめり込んで行くようになりました。


スーパーのゲームコーナーが凄かった時代。

ある日のことでした。近所のスーパーにストリートファイター2’(カプコン)が入荷され、小さなゲームコーナーが連日凄いことになってました。 
フルボッコされるのが嫌だったので、僕はいつも人のプレイを見ていました。
あんな風にゲームを上手くなりたいと思っていましたが、同級生に誘われてもヘタクソなので断ってました。
ゲームコーナーに誰も居なかった時間帯に、友人の勧めもあって思い切ってやってみました。
2プレイ100円だったので、100円で駄菓子が沢山買えた自分には大金でした。
案の定コンピュータにフルボッコにされ、直ぐに終わってしまいました。
だけどキャラクターのカッコ良さなどもあって、ドップリと世界観にハマる自分がいるのでした。
とにかく人のプレイを沢山見ることからスタートし、研究してました。
しかし見るだけで上手くならないのがこの世界。
実際にプレイしても直ぐにゲームオーバーです。
それでもやりたい!!という気持ちが強く、何度もプレイしました。
近所の子供たちが同じ店でプレイをしていたため、自分の番に来るまで1時間待つこともありました。
1時間待ったとしても、たったの2分でゲームが終わってしまうのです。それでも、またやり続けるのです。今思うと不思議な時代でした。
また同時期にSNKから「龍子の拳」や「餓狼伝説2」がリリースされ、当初はパクリだと思い嫌悪感を持ってました。
しかしキャラクターのカッコ良さや、BGM・SEなどが奏でる世界観に惹かれてました。
そしてファミコンしか持っていなかった僕は、親にお願いし「スーパーファミコン」を買ってもらい移植版を遊んでました。
近所に偶然あったファミコンショップにも、アーケード筐体が設置されておりました。
相変わらずゲームのスキルは上がらず、フルボッコにされてました。
やり終えた僕が、ファミコンショップの店員に「お金入れて遊ぶゲ―ム機って幾らするんですか?」と素朴な疑問をぶつけてみました。
すると、「ネオジオ買うと遊べるよ?」と言われネオジオの存在を知りました。
しかし、高額過ぎることからお年玉でも無理だと諦めました。いつの日か、大人になったら絶対買いたいと思うようになったのです。


移植とオリジナルの違い。

友達の家で遊ばせてもらったゲームが面白くて、僕も同じタイトルを中古で買ったことがあります。
それは「ファイナルファイト(カプコン)」です。時間は掛かったけど、何とか自力で全面クリアしました。
しかし、友達の衝撃な一言にビックリしました。

「これ、ゲームセンターのヤツだったらスーファミよりメッチャ敵が出てくるし、キャラクターも3人から遊べて、2人で一緒に遊べるよ!!」

僕は友人の言ってる意味が分かりませんでした。
てっきりスーパーファミコン版のファイナルファイトこそが、オリジナルだと思ってました。
しかし友人の一言に、「ゲームセンター版=本物」のヤツがやってみたい!と思うようになったのです。
そして、偶然親に連れて行ってもらったボーリング場でアーケード版ファイナルファイトを発見。薄暗い隅で密かに稼働してました。
何も言葉を発さず、招かれるように向かいデモ画面をみました。
友人の言う通り家庭用とは全然クオリティーが違い、先ず2人同時プレイができることにビックリしました。
そして家庭用では容量の関係上収録することができなかった、削除キャラクター「ガイ」や、ステージ4(工場ステージ)の存在など、衝撃を受けました。
家庭用に移植された世界しか知らなかったため、作り込まれたオリジナルの衝撃の強さにアーケードゲームじゃないと満足できないという探求心が生まれてきたのです。ハードウェアの性質上どうしても家庭用と、アーケードには大きな差がありました。
現代とは違い、完全移植などは夢の話でした。

自宅ゲーセンは男のロマンである。

1994年頃になると家庭用ゲーム機の性能も上がり始めたが、CD-ROMという媒体の関係上ローディングなどの問題が発生。
スピーディーに動くアーケードと、完全移植の物足りなさに違和感を覚えるようになりましたが、元々業務用として開発されたゲームを家庭用に再現しているので、無理もありませんでした。
またバーチャファイターの登場などにより、ゲーム業界が大きく動き始めました。
どのメーカーも3Dポリゴンによるゲームが盛んに制作されるようになったのです。
96年頃になるとネオジオの価格が非常に安価になり、ネオジオをお年玉で購入。
格安で売られていた中古ROMを買い漁り、気付けば40タイトル程集めていました。

本屋でアーケードゲーム専用情報誌「ゲーメスト」を立ち読みし、たまたま掲載されていた、基板屋の広告を見て衝撃が走ったのでした。
そしてゲーメストをそのまま購入し自宅で改めてみると、ゲームセンターのゲーム機が個人でも買えるように販売している広告が沢山ありました。
個人でもゲームセンターのゲームを購入して遊ぶことができる。。。
夢と思っていたことが、現実に大きく近づいた瞬間でもありました。
自宅に筐体(きょうたい=ゲームセンターに設置してあるゲーム機)を設置したい!
しかし、それは素人でも可能なのだろうか?基板屋に電話をして、素人であることを告げ色々と知識を増やしました。
そして、高校入学と同時にカプコン製の筐体(Qグランダム25)を購入しました。

親を説得するのに物凄く苦労しました。。。。


自分の居場所。

筐体を購入し、学生時代のアルバイト代は全て基板購入の軍資金になりました。
当時何も考えずに駄菓子屋で遊んでいたゲームが、現在では入手困難かつプレミア価格になっているタイトルもありました。
しかし、就職や環境の変化からアーケードゲームから離れるようになりました。
かつてゲームセンターで遊んでいた自分も、気付けばクラブでお酒を飲んで踊ったりと、遊び方が変わっていく自分がいました。
アーケードゲームをやらなくなり、数年振りにゲームセンターへ足を運ぶと世界が変わってました。
クレーンゲームやプリクラ、体感ゲームが主流でビデオゲームも昔のようなジャンルの作品は見掛けなくなりました。
ビデオゲームの時代も終わるんだと思い始めました。

自分の居場所だったゲームセンターも、沢山閉店しました。

時代は繰り返す!?

近年ハードウェアの向上により、家庭用次世代機でも90年代のアーケードゲームオンラインで配信されるようになりました。
版権の関係だったり、メーカーが既に倒産して無かったりと
全ての作品が遊べるわけではありませんが、今では当時のビデオゲームを知らないユーザーも触れることができるようになりました。
このため、再びアーケードゲームが少しずつですが人気になりつつあります。
そこで、当時現役で遊んでいた自分自身がもう一度、多くの方々にあの頃の情景をお届けできればと思い、このコンテンツを企画・運営することになりました。

当番組で扱っているソフトは当方が個人で収集した基板以外にも、基板屋・リース業者・コレクター様からお貸しいただいて扱っているタイトルもあります。
少しでも多くのユーザー様が楽しんでいけるよう今後とも宜しくお願いします。
また、リクエストお待ちしております。